初動負荷トレーニングに実態はありません

このブログでは初動負荷マシーンを使用したトレーニングを指します

私は今まで初動負荷トレーニングには言及していません

初動負荷トレーニングに実態はありませんせん。

2014年6月に「初動負荷理論は存在しません!」のウェブサイトを公開しましたが、いままで初動負荷トレーニングについては一切の言及をしていません。ブログのコメント欄で少々書いたことはありますが、それは例外としてウェブサイト、ブログでは初動負荷トレーニングには一切の言及をしていません。

まず、ここでいう初動負荷トレーニングとは小山裕史が代表を務める株式会社ワールドウィングエンタープライズが製造している初動負荷マシーンを使用したトレーニングを指します。

これに関してですが初動負荷トレーニングは悪いものではありません。やったからといって害になることはありません。

トレーニング効果もあります。

理論があろうがなかろうが体を動かす以上体を動かしたことに対する効果あります。

実態のない事実

初動負荷トレーニングではなにが鍛えられるのですか?

それでは初動負荷トレーニングに実態がないということはどういうことなのかを説明すると初動負荷トレーニングとは名称は存在しても具体的に実態と呼べるものはなにもないということです。

これはインターネットで「初動負荷トレーニング」で検索すればわかることです。

初動負荷トレーニングの解釈は10人いれば10通りの、100人いれば100通りの解釈があります。言い換えれば10人いれば10通りの、100人いれば100通りの初動負荷トレーニングが存在しているということです。

初動負荷トレーニングでは何が鍛えられるのか定まったものがなにもないのです。

何を目的としたトレーニングなのかも当然ですが定まっていません。

そもそも小山裕史がなにを鍛えるのか、なにを目的としたトレーニングなのか説明ができません。

初動負荷トレーニングは抽象的な説明しかできません

優れた理論に基づいた優れたトレーニングといった漠然とした内容の説明しかできません

さらに初動負荷トレーニングを実践していた著名なアスリートも初動負荷トレーニングが何を目的としたトレーニングなのか説明ができません。この著名なアスリートの代表がイチロー山本昌青木功です。ちなみにこのイチローと山本昌は一流の野球選手になって以降初動負荷トレーニングを始めているので初動負荷トレーニングを実践して一流選手になったわけではありません。さらに初動負荷トレーニングを実践して一流のアスリートに成長した選手は現在まで1人もいません。

イチロー山本昌に関しては初動負荷トレーニングを実践していたから選手生命が伸びたとも言われていますがこれも事実ではありません。スポーツトレーニングの発展した現在では初動負荷トレーニングをしていなくても選手生命は確実に伸ばせます。代表的な選手が工藤公康です。この方も48歳まで現役を続けています。

これ以外でも1990年代ですがMLBのノーランライアンも46歳まで現役を続けています。そもそも初動負荷トレーニングを実践すれば選手生命が伸びるのが事実であれば世界中のプロ野球選手がやっていなければなりません。ところがそのようなことはありません。

実践しているアスリートも説明ができません

話を戻しますが、このイチローも山本昌も初動負荷トレーニングが何を目的にしたトレーニングなのか説明はできません。質問をしてものらりくらりと役人の答弁のような抽象的な回答しかできません。疑われる方はYouTubeでこの2人が初動負荷トレーニングについて説明している動画をご覧になってください。

青木功は都合が悪くなって逃げだしています

ちなみに青木功は現在初動負荷理論ビジネスとは縁を切っています。理論が存在しないことが明白な状況になり保身のために逃げたようです。同氏に関しては別のブログで書く予定です。

初動負荷トレーニングで動きがよくなった事例は報告されていません

続いて初動負荷トレーニングを行うと「動きがよくなる」という効果ですが、これは動きが良くなった例がありません。少なくとも一流アスリートレベルでは1人もありません。せいぜい「動きがよくなった気がする」程度でしかありません。一流アスリートレベルで動きがよくなるのが事実であれば初動負荷トレーニングは世界中のアスリートにとって必須のトレーニングになります。ところがそのようなことは一切起こっていません。

「動きがよくなる」に関しては普段それほど運動をしていない方が初動負荷トレーニングをして動きが良くなった程度のことしかありません。

この程度であれば普段運動をしていない方がウエイトトレーニングを行ったら、ストレッチを行ったら、ウォーキングを行ったら「動きがよくなる」これは珍しくありません。

ウエイトトレーニングで動きがよくなった事例

ちなみに本格的なウエイトトレーニングを行って動きが良くなるケースはあります。実例では元プロ野球選手の金本知憲がそれです。

肩関節の可動域が広がるからくり

水泳をやれば同じ効果があります

これ以外の効果では「肩の関節可動域が広くなる」これがありますが、これも初動負荷トレーニングと称して肩関節の動的ストレッチをしているので関節可動域が広がって当然です。

ただ「肩の関節可動域が広くなる」これは水泳をすれば同じ効果があります。軽負荷で肩関節を大きく動かしているのですから同じ効果があります。疑われる方はやってみてください。

そもそも論ですが肩関節のストレッチをすれば肩関節の可動域は広がります。

このように初動負荷トレーニングは何を鍛えるのか、何を目的としたトレーニングなのか定まったものが一切ありません。これは誰も説明ができません。

当然ですが初動負荷理論を発表した小山裕史も説明ができません。これは「ミヤネ屋での初動負荷理論の説明!」で書いています。

初動負荷トレーニングは優れた理論に基づいた優れたトレーニングといった漠然としてものしかありません。

当然ですが初動負荷トレーニングに実態はなにもありません。