
初動負荷トレーニングに一切の実態はありません
初動負荷トレーニングの内容には言及をしていません
理由もはっきりしています。
私は2014年6月に「初動負荷理論は存在しません!」のサイトを公開しました。
初動負荷理論は存在しない架空の理論です。 理論が存在しないので同理論を基にした初動負荷トレーニングも存在しませ…
これは前回のブログ「初動負荷トレーニングに実態はありません」にも書きましたが私は今まで初動負荷トレーニングそのものには言及していませんでした。
このブログでは初動負荷マシーンを使用したトレーニングを指します 私は今まで初動負荷トレーニングには言及していま…
初動負荷理論が存在しない事実を指摘するだけで初動負荷トレーニングの内容には具体的な言及は避けていました。
しかしはっきりと書きます。
初動負荷トレーニングに実態はなにもありません。
小山裕史の初動負荷ビジネスは経済的損失を負っています
初動負荷理論が存在しないことを公表されただけでビジネスにダメージを受けています
理由は初動負荷理論が存在しない事実をインターネットを通じて周知させただけで小山裕史のビジネスは大きなダメージを受けたからです。
理論があろうがなかろうが指導しているトレーニングの内容が良ければビジネスにダメージを受けることはないからです。
指導しているトレーニング内容が良ければ
会員:あのサイト見ましたよ。初動負荷理論はないんですね?
小山:そうなんですよ。
これで終わっています。
ところがそうはなりませんでした。
理論が存在しない事実を周知されただけでビジネスにダメージを受けたことこそが初動負荷トレーニングに実態が何もない事実の証明になります。
過去の記事を拝見しました。とりわけ論文による検証の点に疑問がありますので、ご説明を頂きたく思います。
あなたの過去の記事では、初動負荷トレーニングの理論が論文として現在(2014年当時)もまだ発表されておらず、根拠も無いという見解を掲示されています。この度、記事を再掲し、現在も同様の主張をされていることから、同様の主張をされている事かと思われます。
しかし、学術論文のデータベースおよび科学研究費助成研究を見てみると、2014年段階で小山氏の同理論について、検証している助成研究および論文が見つかります。研究代表者は鈴木秀次博士(医学)で、その科研費研究成果を報告するページには国内外の学会発表および雑誌論文投稿の成果が示されております。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15650137/
その中には、あなたの過去の記事で論文が掲載されていないと主張されていた、海外学術ジャーナルへの投稿も含まれており、また実際に同ジャーナルのアーカイブでも内容が公開されておりました。2012年に小山氏がその鈴木氏の主査の下、博士学位論文を受理されております。その要旨および審査内容のpdfに小山氏の主要論文が掲載されており、その文献情報を辿れば確認できます。つまり、海外であれ日本語であれ、その理論が学術的に審査されていることを意味します。あなたは「初動負荷理論は存在しません!」の記事の中で「学術、研究論文とは多くの専門家、研究者により存在の検証、理論の有効性が検証され、そしてはじめて理論として認められるものです」と述べておりますが、その意味では、小山氏の主張は検証されています。
https://waseda.repo.nii.ac.jp/records/24323
つまり、あなたが初動負荷トレーニングを否定した当時の段階で、その主張を覆す資料は存在していたことになりますが、その上でこれまでの主張は部分的に修正されますでしょうか。されないのであれば、おそらく小山氏の学術論文をまだお読みになられていないはずですので、その論文のどこに問題があって修正できないのか、伺えますでしょうか。
あなたのこれまでの主張を拝見しますと、小山氏の生理学での検証について検討された初動負荷トレーニングへの批判が無いこと、また上記記事の中で、「小山裕史は日本人なので論文を発表するのであれば、まず日本国内で日本語で発表するのが当然の行為です。日本で論文が認められ評価され、外国語に翻訳されるのが当然の手順です」と述べていて、自然科学の学術研究の現状をご存じで無いことから、人文科学か社会科学の学位を取られてきた方かと思います(自然科学領域の日本語論文の評価の低さは学部3年生でも知っています)。ですから、過去の理論の不備に対する言及も、定義のブレや学術的な権威の不在に言及されてきたのだと思われます。
ですが、上記の通り運動生理学とバイオメカニクスでの専門家による審査(査読)に通過している以上、小山氏の理論を否定する以上は、先行研究である小山論文の方法自体の不備や、同研究領域の手法に則った研究結果の問題点に対する指摘を行う必要があると思います。
あなたは上記記事にて小山氏があなたの記事を認識していながら反論を述べていない、と主張されていますが、小山氏の立場からすれば、すでに学術論文も学位論文も出しているのだから、それに反証を示せばいいじゃないか、ということになります。本当に初動負荷トレーニングが無いのであれば、その主張には学術的な価値があり、その主張は支持されるはずです。それが本当に嘘であるなら、小山氏は虚偽の研究結果を示したということですから、学位を取り下げさせることも適うでしょう。
どうでしょう、このブログで主張されてきた内容を整理し、早稲田大学あるいは文部科学省の学位担当者に報告書を提出するというのは。最近、国立大学の研究不正が次々に取り上げられており、各大学は研究不正を取り締まる向きに進んでおります。その主張が正しいのであれば、今こそ公的に反論を示す時期かと思われます。
その意味でも、上記の論文について検討し、それで見解が修正されるか、修正されないか伺いたいと思っております。