智弁和歌山高校野球部は初動負荷トレーニングを実践しています

智弁学園和歌山高等高校野球部は初動負荷マシーンを導入しています

智弁学園和歌山高等高校野球部は初動負荷理論に基づいて初動負荷トレーニングが実践できる初動負荷マシーンを導入しています。

下記リンクで確認ができます。

https://www.bmlt-worldwing.com/publics/index/164/

初動負荷理論は1994年に「新訂版新トレーニング革命」で発表された理論なのですが2024年現在も論文が未発表という非常にファンタジーな理論として有名です。

しかし高校野球の名門校である智辯学園和歌山高校野球部が導入しているのですから、そのようなことを書くのは野暮なことなのでしょう?

なんと言っても智弁学園和歌山野球場部は春夏合わせて4回も甲子園で全国優勝している高校野球の名門校なのです。

この初動負荷マシーンの導入は2019年に野球部監督に就任した中山仁の指示で導入されたと考えます。
事実、中山仁が監督就任前は同校野球部は初動負荷マシーンを導入していなかったからです。

さらに中山仁は元プロ野球選手で阪神、楽天、読売でプレイした経験から初動負荷理論の内容を理解し初動負荷トレーニングの有効性も確認しているのでしょう?

さすが元プロ野球選手で名門校野球部監督だけのことはあります。

初動負荷理論は現在も論文が発表されていません

ちなみに初動負荷理論ですが1994年に発表されたにも関わらず私には2024年現在も論文を発見できないという問題があります。

おそらく私には初動負荷理論を語る才能がないのでしょう。

ところが智弁和歌山高校野球部監督中山仁は違います。

私が発見できない初動負荷理論の論文を読んで、さらに初動負荷理論の内容を理解していることは間違いがないと考えます。さすがは元プロ野球選手だけのことはあります。

私のように才能がない人間とは違います。

初動負荷理論の説明はファンタジー

ただ初動負荷理論に関しては疑問もあります。同理論はワールドウィングのウェブサイトでは下記の内容で説明されています。

「反射の起こるポジションへの身体変化及びそれに伴う重心位置変化などを利用し、主動筋の「弛緩-伸張-短縮」の一連動作を促進させ、かつ主動筋と拮抗筋との共縮を防ぎながら行う運動」

https://www.bmlt-worldwing.com/publics/index/68/

反射の起こるポジションとは本人の意志とは関係なく筋肉が収縮を始める、言い換えれば本人の意志とは関係なく体が動き出す状態を指します。

ところが初動負荷マシーンを利用しての初動負荷トレーニングは違います。明らかに本人の意志で体を動かしています。

さらに 主動筋の「弛緩-伸張-短縮」の一連動作を促進させとあります。

主導筋とはウエイトトレーニング、プライオメトリックスの種目で最も刺激をあたえ、鍛える筋肉を指します。

スクワットであれば大腿四頭筋、大殿筋になります。

ベンチプレスでは大胸筋になります。

ボックスジャンプであれば大腿四頭筋、大殿筋になります。

主導筋という名称を使用しているということは初動負荷トレーニングは形態を変えたウエイトトレーニングまたはプライオメトリックスなのでしょうか?

ところが初動負荷トレーニングの動画をYouTube 等で見る限りでは主導筋と呼べるものが存在しない種目(マシーン)が多くあるのが現実です。

きっとこのような現実的なことを書いているからこそ私には初動負荷理論が理解できないのでしょう?

才能のない私のような人間の戯言などは無視をして智弁学園和歌山高等高校野球部にはこれからも初動負荷理論を基にした初動負荷トレーングに励んでもらいたいと考えます。