初動負荷トレーニングはスピードラーニングと一緒です

スピードラーニング

詐欺商法の代表格?

スピードラーニングをご存じでしょうか?

これは主に語学学習に用いられている勉強方法で英語のテキストが有名ではないでしょうか。一応表向きは効率のよい学習方法で誰でも語学を身につけ話せるようになるというものです。

これは主に通信販売で販売されており英語を身につけるのに必要なテキストが2〜3万円で販売されています。BS無料チャンネルで一時期CMが流されていたので見た方もいるのではないでしょうか。もしかしたら購入された方もいるかもしれません。

結論から言えばこれは詐欺です。

金額が安いので問題にならないだけのインチキです

ただ金額が安いので被害金額はたいしたことはなく誰もお金を返せとは言いません。これがこの手の通信販売の絶妙なところです。

これが100万円で販売されていればまた違ったことになるのではないでしょうか?

このスピードラーニングですが私の知人が英語のテキストを購入して持っていたのでみせてもらったことがありました。

「こんなもので英語が身につくわけがないだろう」

これしかありません。そんなものです。

スピードラーニングでの勉強方法ですが英語を聞き流すだけ。これにテキストの内容をCDの内容に合わせて読むだけというものです。

絶対に英語力は身に付きません

しつこいようですがこれで英語が身につくはずもありません。

しかしスピードラーニングの最大の特徴は「勉強した気にさせる」これです。

英語を本気で覚える気のない方たちに、とにかく勉強した気にさせられるのです。

重要なのがこれです。

英語を勉強した満足感が得られるのです

とにかく勉強した気になって、自分は勉強していると満足した気持ちになれるのです。

ただ当然ですが英語を身につけることには一切の役には立ってはいませんが・・・

初動負荷トレーニングはこれと同じです

初動負荷トレーニングがこれと全く同じ構図なのです。

とにかくトレーニングをやった気になれる。

ただ効果のほどは??????

当然ですが健康運動程度の強度であればともかくそれ以上の強度のトレーニングとしては何もないのが現実です。初動負荷トレーニングは「どれだけやっても疲れなく気持ちよくトレーニングが続けられる」というのがキャッチフレーズのようですが、これで証明されていると考えます。

トレーニングはなにをやっもキツイのが現実です

ストレッチも丁寧におこなえばキツイです

ストレッチでも丁寧に時間をかけておこなえば当然ですが疲れます。もっと言えばきついです。

ウエイトトレーニングも当然疲れますし、ランニングはもちろんウォーキングも時間をかけておこなえば疲れます。これも当然ですがきついです。

水泳でも自転車でもそうです。これも当然ですがきついです。

効果のある運動をするということはそういうことです。

どれだけ長時間やっても気持ちよく続けられる

ところが初動負荷トレーニングは違います。

「どれだけやっても疲れなく気持ちよくトレーニングが続けられる」のだそうです。

初動負荷理論という偶像

これに初動負荷トレーニングには初動負荷理論という優れた理論が基になっているという偶像があります。

これに特殊なトレーニングマシーンを使用するという自己満足感を満足させるアイテムもあるのです。

ただ効果に関してはどうなのですかと問われるとどうでしょうか?

おそらく初動負荷トレーニングを実践されている方のほとんどは効果に関しては考えていないと思います。冷静に考えていたら続けられなくなるので当然です。

初動負荷トレーニングはスピードラーニングというインチキ勉強法と同じでやった気になっているだけです。

当然ですがトレーニング効果はほぼないと言っていいでしょう。