プロ野球(NPB)改革!

この計画の最大の目的は日本のプロ野球を改革しMLBレベルのビジネスに発展させ日本人選手のMLBへの流出を阻止することです。

東京ジャイアンツ(巨人)復活

日本には東京ジャイアンツと言うプロ野球チームは存在しません。
一般的に巨人と言われているプロ野球チームは読売ジャイアンツ(株式会社読売巨人軍)が正式名称です。

読売ジャイアンツの歴史は1934年に結成された大日本東京野球倶楽部が始まりです。
このチームが1935年にアメリカ遠征をした時にアメリカのマスコミがジャイアンツと言うニックネームをつけて東京ジャイアンツとなりました。
1936年現在のプロ野球(NPB)がにスタートしました、このシーズンから東京ジャイアンツの名称を使用してます。
チーム名称に転機が訪れるのは1954年です。
この年出された国税庁通達により企業は子会社のプロスポーツチームに対して支出したお金は宣伝広告費として経常される様になりました。

下記リンクで詳しく見ることができます。
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/hojin/540810/01.htm



これにより日本のプロ野球はビジネスではなくなりました。
親会社の宣伝広告媒体になったのです。

これは現在でも続いています。
これが原因でプロ野球はビジネスとしての発展をしなくなりました。
企業の宣伝広告媒体として優れた機能をする様になったからです。
理由のひとつがNHKが堂々とチーム名である企業名を報道してくれることにあります。

さらに税金対策としても有効活用できる優良な子会社になりました。
そして、この2つの理由により日本のプロ野球チームは親会社の宣伝広告媒体として存在する事となっていったのです。
これがきっかけとなり1947年に巨人もチーム名称が東京読売ジャイアンツ(株式会社東京読売巨人軍)に変更されました。
しかし読売新聞をイメージさせるものは帽子のYGマークだけでユニフォームには現在の様にYOMIURIの文字は入っていませんでした。
ホームゲームユニフォームには袖にTOKYO、ビジターゲームユニフォームには袖にGIANTSと入っているだけでした。

巨人がこれだけの人気チームになったのは読売新聞社が出資して誕生した日本テレビが巨人の主催試合をすべて放送し視聴率を取れるコンテンツとなり、巨人のビジターゲームが他の民放により全国放送されたためと

企業色を一切感じさせなかった

この2つの要素があった為であると私は考えます。
巨人の次に人気の高いチームが阪神タイガースですが

阪神は元々地名です
甲子園球場の近くに阪神高速道路がありますが阪神タイガースとは資本の関係はありません。

阪神タイガースが全国的な人気チームになれたのは巨人と一緒で企業色を一切感じさせなかった、それと巨人と同じセリーグなので年間26試合が全国放送されいた為と考えます。

日本の第3の都市部にある中日ドラゴンズの人気が巨人、阪神に比べると一気に下がるのは
中日と言う企業名をチーム名にしている為である
と私は考えてます。

先に書きましたが1954年に出された国税庁通達によりプロ野球はビジネスではなくなり、現在の様に親会社の宣伝広告媒体になってしました。
もっとも阪急、南海は戦前から会社名をチーム名として活動していました。
1954年に出された国税庁通達はまだ戦後の混乱期でした。
子会社のプロスポーツチームに対して支出した経費を宣伝広告費として経常出来る様にしたのはプロ野球チームを増やし国民の娯楽を増やす事が目的であったと言われています。
事実プロ野球チームは一番多かった時は16チームありました。

問題なのは現在でもプロ野球はビジネスではなく親会社の宣伝広告媒体として存在している事です

ただし広島東洋カープは除きます。

アメリカへの投手移籍反対

プロスポーツチームの赤字を親会社が補てんして運営していくと言うスタイル自体はプロスポーツチームの運営方法として、ひとつの正解だと私は考えてます。
アメリカ、カナダで運営されているMLBも1980年代半ばまでは26チーム中18チームが赤字運営でした。
これを考えた場合、上記していますがプロスポーツチームの赤字を親会社が補てんして運営していくと言うスタイルはひとつの正解だと考えます。

ただし現在の状況を考えた場合問題があると言わなければなりません。
それは日本の有力選手のMLBへの流出です。

特に問題なのがピッチャーです。
日本の有力なピッチャーが当たり前の様にMLBに移籍する、これはNPBの人気、レベルが下がる事に繋がります。

MLBへの移籍の最大の理由はお金です。
MLBに移籍すれば日本では考えられない天文学的な年俸を手にする事が出来ます。

さらに問題なのがマスコミがNPBよりMLBの方がレベルが上であると報道している事です。
私は1980年代後半にBS放送が始まるとぼぼ同時にBS放送に加入してMLBの放送を見る様になりました。
当時は日本は、このレベルに追いつく事が出来るのか?
この様に考えていました。
しかし現在はMLBとNPBでのレベルは変わりありません。
よく見ていると何故この様な選手がMLBでプレイしているの?
こう言いたくなるケースもあります。
はっきり言えば野球と言う競技としてのレベルはMLBとNPBでは互角です。
しかしビジネスとしては、とんでもない差がつきました。
現在、日本のプロ野球チームも経営努力をしていますが、これはビジネスとして利益を出すと言うよりは赤字をいかに減らすかと言うスタンスでの経営努力です。
プロスポーツリーグの運営に詳しい方なら誰でも知っているレベルの話ですが1チームで経営努力をしても低い限界でレベルが見えているのが現実です。
プロスポーツの運営に関しては対戦相手があってはじめて運営が出来るので当然です。
つまりリーグをひとつの商品としてビジネスをしていかなければMLBの様なビッグビジネスにはなりません。

現在世界でもっとも成功しているリーグはアメリカンフットボールのNFLと言われています。
このリーグの最大の特徴はリーグ内は共産主義システムになっている事です。
これに関してはチーム独自の財源が少なすぎる、経営努力をしないオーナーかいると批判もあるのが事実です。
しかし、世界でもっとも売り上げの多いリーグである事は事実です。


NPBもこの様な成功例に習いリーグの運営をする必要があります。
最大の理由はMLBへの選手の流出を阻止する事です。
2018年シーズン大谷翔平選手がMLBロサンゼルス・エンゼルスへ移籍しました。
あれだけの選手を何故、外国のリーグに移籍させなければならないのでしょうか?
さらに問題はMLBに移籍して当然であると言う雰囲気が日本のプロ野球界にある事です。
これは当事者のプロ野球チームだけの問題ではありません。
マスコミ、ファンにも問題があると言わざるを得ません。
何故日本の一流選手がMLBに移籍するのか?
何故日本のプロ野球がMLB並のビジネスにならないのか?



これを一切考えていません。
これはプロ野球チームだけの問題ではありません。
マスコミ、ファンにも責任があります。
先にも書きましたが野球と言う競技としてのレベルはMLBとNPBでは互角です。
さらに日本の経済力を考えた場合ビジネスとしてのレベルがMLBと互角になっていなければおかしいです。
話が少々それますがワールドベースボールクラシックは日本が2回続けて参加を拒否すれば消滅 すると言われています。

ワールドベースボールクラシックは日本企業がスポンサーに付いているからビジネスとして成功しているのです。
これはプロ野球に詳しい方なら誰でも知っているレベルの話です。
これを考えた時日本のプロ野球がMLB並のビッグビジネスに発展していない事はどう考えてもおかしい事です。

読売ジャイアンツ(巨人)戦、既得権益の消滅

それでは何故日本のプロ野球がMLB並のビッグビジネスにならないのか?
言い換えれば何故日本のプロ野球は12球団でひとつの商品にならないのか?
最大の理由は読売新聞が拒否しているからです!
日本のプロ野球の成功の歴史は巨人の成功の歴史であり同時に読売新聞の成功の歴史でもあるからです。

2000年代前半までは巨人戦の試合はチケットがすべて完売してプラチナチケットでした。
これを読売新聞は部数拡大に利用していました。
巨人戦のチケットをプレゼントするから読売新聞を講読しませんか、これをセールスポイントにして読売新聞は世界最大部数誇る新聞社になりました。
これは東京だけではありませんでした。
九州シリーズと言うのを福岡市で2試合、北九州市で1試合、札幌シリーズを円山球場でも主催試合として開催していました。

これは九州、北海道での読売新聞の拡張が目的で行われていたものです。
当然、読売新聞を講読すれば巨人戦のチケットをプレゼントしますをセールストークにして販売を拡大していたのです。
これに関しては読売新聞は民間企業ですので何の問題もありません。
問題なのは現在も読売新聞が過去の成功体験にしがみついている事です。
読売新聞さらに渡邉恒雄氏の言い分は理解できます。
プロ野球チームとして企業努力をしたのは読売新聞及び巨人だけだからです。
セリーグの残り5球団は巨人の成功に便乗していただけです。

これは130試合制の時代の事ですが1シーズン巨人との対戦は26試合ありました、その半分の13試合が主催試合でした。
その当時巨人戦のテレビ放送権は1試合8千万円でした。
この金額は下記リンクのYouTubeの動画で確認をした金額です。

この立花孝志氏は当時NHKのスポーツ局に勤務されていた方なので信用できる数字だと考えます。
28分過ぎのところから説明しています。

さらに通常よりも高く価格設定をしたチケットこれを1枚当たり4千円で考えた場合収容人数の少ない神宮、横浜、広島でも3万人ですので4千円×3万=1億2千万円になります。
巨人以外のセ・リーグチームは巨人戦1試合で2億円の売り上げがあったと言うことです。

つまり巨人を除くセリーグ5球団は何もしなくても年間26億円の売り上げがあったのです。
巨人戦が年間13試合主催試合としてあったためセリーグのチームは黒字だったのです。
このことはFAがスタートする以前のプロ野球では常識でした。

2リーグ分裂

ここで話を2リーグ制に移そうと思います。
1950年から現在のセリーグ、パリーグの2リーグ制に移行します。
これをアメリカMLBをモデルにしてNPBのレベルを上げる為にしたと思われている方が多い様ですが実際は、ただ単に巨人が中心のリーグは面白くない、自分達で新しいリーグを作ろうと鉄道会社が作ったのがパリーグです。
事実パリーグスタート時のチームは阪急、南海、西鉄、東急、近鉄、毎日、大映です。

見れば分かると思いますが毎日と大映以外はすべて鉄道会社です。

阪神もセリーグではなくパリーグに行く予定であったとする説もあります。
これは国鉄総裁下山事件で当時、自殺説を張った毎日新聞と他殺説を張った読売新聞の対立により毎日がパリーグに編成されたと言う説があります。
要するに2リーグに移行したわけではなく 分裂した と言うのが真相です。
読売の渡邉恒雄氏が長年に渡って交流戦に反対していたのは、この時の経緯を知っているからです。
渡邉恒雄氏に関してはマスコミが悪者にしていますが、この方は少なくとも日本のプロ野球の歴史についてしっかりと勉強されています。
巨人が中心で面白くないと言って、勝手に作ったリーグがパリーグだったのですから当然とも言えます。
さらにパリーグは問題を起こします。

DH制の採用です

これは1975年から採用されたのですがセリーグが大反対したのを日本シリーズ、オールスターゲームでは絶対に採用はさせないと言って強行に採用したのです。
ところが事の経緯を知らない下田武三氏がコミッショナーに就任した時、同氏が公平ではないとして日本シリーズでのDH採用を提案するとパリーグ側が賛成にして1985年のシリーズから採用される事になりました。
さらに交流戦もパリーグのチームは希望していました。
ホーム&アウェイで6試合巨人と試合をしたら巨人戦を3試合主催試合として開催できます。
これだけで6億円の売り上げです。
勝手に自分達でリーグを作っておいて人気がなく経営が厳しいからと言って交流戦を要求してくる。
渡邉恒雄氏が交流戦に反対していたのも当然だと思います。
交流戦は2005年シーズンからスタートしましたが、このシーズンにはパリーグ創設時のチームは近鉄を最後にすべて消滅していました。
2004年にはストライキもありましたがパリーグ創立時のチームがすべて消滅していたのも渡邉恒雄氏が交流戦を認めた事と関係があると思います。


リーグをひとつの商品として販売

再び話を読売新聞及び巨人に戻そうと思います。
NPBをひとつの商品として販売していかなければビッグビジネスには発展しないと言う事は上記しています。
これの一番の問題がテレビ放映権です。
1980年代半ばまではMLBは26チーム中18チームが赤字運営であった事は上記しています。
もっとも、これはオーナー側の嘘で黒字経営であった事が後年発覚しています。
これを転換させたのがロサンゼルスオリンピックを成功させたピーター・ユベロス氏です。
同氏がコミッショナーに就任すると、同氏はそれまで5回戦制であったリーグチャンピオンシップ(当時は西と東の2地区制)を7回戦制にしてワールドシリーズとオールスターゲームをすべてをパックにしてテレビ局に一括販売しました。
これにより多額の放映権料がMLBチームに分配され選手の年俸高騰に繋がっていきます。
このテレビ放映権料一括販売システムはアメリカのプロスポーツで実施されて収入の柱となっています。

日本とアメリカではテレビの運営システムが違う為、一概にこの方法が良いとは言えるのか分かりませんが、日本でもオールスターゲーム、クライマックスシリーズ、日本シリーズを一括販売するべきだと考えます。
さらにクライマックスシリーズは日本シリーズと同様にNPB主催にするべきであると考えます。
クライマックスシリーズを見ていて何故セ・パが同時に試合をするのか?
この様に考えている方も多いのではないでしょうか?
1試合をデーゲーム、もう1試合をナイターで開催してくれれば両リーグの試合をテレビで見る事が出来ます。 
はっきり言えばファンのニーズに答えていません。 
NPBをひとつの商品として販売していれば、この様な事もありません。
それと平日の月曜日にプロ野球は1試合もおこなわれません。
ファンからすれば

なんで1試合もやっていないの?

これが本音です。 
これもプロ野球をビジネスではなく企業の宣伝媒体として運営しているためです。

1チームで経営努力をしても低いレベルで限界が見えているのがプロスポーツリーグの現実です。
そうであればNPBをひとつの商品として売っていく、それをしなければMLBとのビジネスの差は広がっていくだけだと考えます。
同時に日本の一流プレイヤーのMLBへの流入は止まらないと考えます。
では何故NPBはリーグをひとつの商品として売らないのか?

理由は読売新聞及び読売ジャイアンツが既得権益にしがみついているからです。
読売ジャイアンツ戦が既得権益で無くなっているにも関わらずです。
読売ジャイアンツ戦が既得権益でなくなっている事は交流戦を見れば理解できます。
2104年シーズンまではホーム&アウェイの計4試合、合計で24試合実施されていました。
ところが2015年シーズンからは片方のチームの主催試合として18試合に規模が縮小されています。
この様な形態に移行した最大の理由が読売ジャイアンツ戦が既得権益でなくなった事である事は明白です。
はっきり言えばパリーグ側が読売ジャイアンツ戦の主催試合をしなくても良いよと言う状態になった為です。
ところが読売新聞及び読売ジャイアンツは未だにNPBをひとつの商品として売っていくと言う方針に反対しています。
1チームでの経営に固執しています。
これはパリーグTVと言うインターネット中継を見れば理解できます。
 http://tv.pacificleague.jp/ptv/pc/#
何故NPBTVではないのだろうと考えていたら読売ジャイアンツは単独でジャイアンツLIVEストリームと言うインターネット中継をしています。
 http://vod.ntv.co.jp/program/giants_live/

現在は過去と違い読売ジャイアンツ1チームでの経営努力をしても年々人気が下がっているのが現実です。
ところが、その様な認識が読売新聞及び読売ジャイアンツにはない様です。
日本のプロ野球で唯一企業努力をしたのが読売新聞及び巨人である事実は認めます。
しかし現在のプロ野球を取り巻く状況さらに読売ジャイアンツの人気が下がり読売ジャイアンツ戦であるにも関わらずチケットが完売しないケースが出てきている事実を考えた場合、読売ジャイアンツ単独で経営努力をしても読売ジャイアンツ自体にもメリットがないと考えます。
読売新聞、読売ジャイアンツ批判をすると必ず渡邉恒雄氏を悪者にする傾向があります。
しかし、私の意見は渡邉恒雄氏の取り巻きにあるのではないかと考えます。
2002年のシーズン途中に巨人はチーム名称を読売ジャイアンツ(株式会社読売巨人軍)に変更してビジターユニフォームをTOKYOからYOMIURIに変更しました。
理由は企業宣伝にならないから、これは巨人ファンからも批判されました。
この出来事は松井秀樹がMLBへ移籍するきっかけのひとつになったとも言われています。
それだけ評判が悪かった出来事です。

その後読売ジャイアンツのビジターユニフォームは毎年の様に変更されていきます。
2015年にユニフォームサプライヤーがアンダーアーマーに変更されてビジターユニフォームにTOKYOが復活しました。

ここまで読んでいてあることに気がついた方は多いと思います。
このサイトの冒頭では巨人という名称を使用していますが途中から読売ジャイアンツと言う名称に変えていることです。
私達の世代(2018年現在51歳)では巨人というのが唯一絶対の名称として定着していました。
しかし2018年の現在、巨人ではなく読売という名称でジャイアンツを呼ぶ方が多くなっています。
スポーツマスコミは巨人という名称を使用していますが、それ以外の媒体やファンの方は読売という名称を普通に使っています。
私の意見は巨人というチームは消滅して、巨人の歴史を引き継いだ読売というチームが誕生したと言う解釈をしています。
そこで私はある考えを持ちました。

巨人というチームを復活させよう。
正確に言えば東京ジャイアンツと言うチームを復活させようです。
ジャイアンツという商標は読売新聞社が商標登録をしています。
そこで私が考えたのは「東京ジャイアンツ」と言う名称を商標登録できないか?
事実、私は「東京ジャイアンツ」という名称を商標登録の申請をしています。
もっとも、これは特許庁に却下されています。
下記リンクで確認出来ます。
東京ジャイアンツ商標出願

ただ今回の商標出願は私個人で行ないました。
これを商標出願に強い弁理士、弁護士に依頼して出願した場合認められる可能性があると考えます。

これは私の考えですが東京ジャイアンツと言うチーム名称が商標登録を認められた場合

日本のプロ野球はどうなるのだろうか?

です。
そこで東京ジャイアンツが商標登録されたらと仮定して話を進めます。
調べたところ東京ドームと読売新聞社に資本の関係ありませんでした。
つまり東京ジャイアンツと言うチームが誕生して東京ドームをフランチャイズにすることは可能であるということです。
これを実現させた場合、読売を除く11チームに対し新しいプロ野球リーグを作らないかと呼びかけたらどうなるだろうか?
巨人というブランドが復活して、それと同じリーグに参加できるとなれば参加を表明するチームは出てくるとのではないか私は考えています。

東京ジャイアンツを誕生させるにあたり、まず1、3、4、14、16、34これに55を永久欠番とします。
さらに新チーム東京ジャイアンツに関しては現存する読売ジャイアンツの選手は読売との契約を引き継ぐ形で移籍できるように考えています。
もし必要な選手が集まらなかった場合は参加を表明した既存のチームからエクスパンションドラフトを実施してチームを編成します。
この新リーグ構想に関しては阪神タイガースが賛同するかどうかが最大の問題であると考えます。
もし、この新リーグに阪神タイガースが参加を表明するれば新リーグは成功すると考えます。
この新リーグ計画が成功した場合、現在の読売ジャイアンツは消滅することになると考えます。
対戦相手がいなければチーム運営が出来ないので当然のことです。
もし現在の読売ジャイアンツが消滅した場合は新チーム東京ジャイアンツが読売新聞社が所有している読売ジャイアンツのすべての権利を購入する予定です。
そうなった場合、新チーム東京ジャイアンツは1934年に結成された読売ジャイアンツの歴史を継承すると言う形をとる予定です。

当然ですが新チームではなく1934年に結成されたチームという解釈になります。
これはNFLのクリーブランド・ブラウンズで実現しているケースです。
1996年にクリーブランド・ブラウンズはボルティモアに移転してレイブンズと言う名称に変更しています。
チーム名称を変更した理由はブラウンズと言う名称はクリーブランド市が権利を所有していたためです。
これに対しクリーブランド市はブラウンズの復活を新スタジアムの建設を条件にリーグに要請し、これが実現しました。
この時NFLの解釈は1996年にレンブンズと言う新チームが誕生し、ブラウンズの歴史は1999年に復活したチームが継承するという解釈をしました。
事実ボルティモアにあった旧ブラウンズのトロフィー等はすべてクリーブランドに送り返されています。





続いて東京ジャイアンツと言うチームを作る上で最大の問題が資金です。
2000億円は必要であるというのが私の意見です。この2000億円という金額は新球場の建設費用が含まれています。
東京ドームは日本で最初のドーム球場ということで雨の多い日本では待望されていた野球場です。しかし現在、巨人に必要なのは屋根が完全に開閉する天然芝の野球場です。
この新球場の建設資金は1000億円で計算しています。
これは福岡ドームの建設費用が760億円(1993年建設)であったことから推測した金額です。



問題はどうやって2000億もの資金を調達するかです。
これに関しては株式を発行して資金調達を考えています。
1株50000円で4000000株を発行の予定です。
私の考えは株式全体の51%を個人または企業が購入して残りの49%は一般のファンに販売するという計画です。
巨人のオーナーになれるのであれば株式の51%を購入したいと考える企業は確実に出てくると考えています。
残りの49%の株式もファンの間で争奪戦にある可能性があります。
この様な状況になった場合、株式の発行数をさらに増やし2000億円以上の資金調達も視野に入れています。
一般のファンに対して株式を販売すると言うアイディアはNFLのグリーンベイ・パッカーズを参考にしています。
このチームは一般のファンが株式を保有していることで有名なチームです。
さらにチームの株式を新規に購入したいと言うファンのニーズから1990年代に資金調達の必要がないのに新規に株式の発行をしています。
当然ですが巨人のオーナーになりたい企業も出てくるでしょうし、一般のファンにも巨人の株式を購入したいと言う方も出てくると考えます。

以上の方法を取れば東京ジャイアンツと言うチームは結成できると考えています。
ただし、これだけで巨人の人気がかつてのようなレベルまで上がるかと言われれば難しいと考えています。
現在、野球を見られている方であれば現在の読売ジャイアンツの人気の低下は目を覆いたくなるのが現実だと考えます。
あくまで東京ジャイアンツというチームが結成できたらの仮定の話になりますが私であればドラフトで獲得した選手を鍛えてチーム作りをします。
現在の読売ジャイアンツの低迷の最大の原因はフリーエージエントの導入にあると私は私は考えています。
よそから有力選手を引き抜いてチーム作りをした結果ドラフトで獲得した選手をレギュラーに育てる能力がなくなってしまいました。
さらに一時期ですが読売ジャイアンツのメンバーは1番から8番まで全員が4番バッターだった時期もあります。
これで日本一になっていればまだしもリーグ優勝すら出来ていませんでした。
読売ジャイアンツが最後にリーグ優勝したのは2014年シーズンです。
しかし、この年はクライマックスシリーズで阪神に4連敗でシーズンを終えています。
日本シリーズに最後に出場したのが2013年です。
つまり読売ジャイアンツは3年間も日本シリーズに出場していないことになります。
ちなみに、これを書いている2017年8月の成績を見ると今年も日本シリーズに出場することはないでしょう。

かつての読売ジャイアンツはドラフト1順目、2順目で指名した選手は一部の例外を除き確実にレギュラーに育て上げていました。
しかし、現在の読売ジャイアンツには選手の育成能力は、ほとんどないといってもいいでしょう。
2107年シーズン途中にジャイアンツからファイターズにトレードされた太田泰示選手が移籍と同時に活躍したことはプロ野球ファンなら誰でも知っていると思います。
これも読売ジャイアンツに選手の育成能力がなくなっている事の証明のひとつであると私は考えます。
話が少々ずれましたが私が東京ジャイアンツというチームを結成できていればチーム編成はドラフトで獲得した選手を中心に行なっていきます。
当然ですが、そのメンバーで日本一を達成することを絶対条件とします。
さらに言えば巨人ブランドを復活させるには3年連続で日本一になるくらいの事をしないと不可能であると考えます。

リーグ優勝解釈変更

それと、これもこのサイトの趣旨とは少々話がずれますが 現在のリーグ優勝の解釈はどう考えても問題があります
リーグ優勝と言っても正確にはプレイオフの第1シードの権利を獲得したに過ぎません。
日本シリーズの出場が決まったわけではないので当然です。
このリーグ優勝の解釈についてはクライマックスシリーズの採用が決まった時、読売の清武英利氏が読売の権威を笠に着て強引に決めたことです。
これは私の推測ですが渡邉恒雄氏の太鼓持ちをしていた当時の清武英利氏が1回でも多く優勝の報告をしたいが為に強引にリーグ優勝の解釈をねじ曲げたと考えています。
ちなみに渡邉恒雄氏の取り巻きにはろくなのが居ないと言うのが私の意見です。
読売を除く11チームはこれに強行に反対しました。
クライマックスシリーズとは要するにプレイオフですからプレイオフを採用するからにはプレイオフを征したチームが優勝でなくては筋が通らないからです。
さらに言えばファイナルステージから1勝のアドバンテージを無くすべきです。 同時に日本シリーズと同様に2-3-2の7回戦製に移行させるべきです。
理由はビジネスだから。
ビジネスであれば、より収益の上がるビジネスモデルを採用するのは当然のことです。

話を本題に戻します。
問題は、これからです。
私の最終目的は東京ジャイアンツと言うチームを復活させることではありません。
これは、あくまで
日本のプロ野球をMLBレベルのビジネスに発展させ、同時に選手のMLBへの移籍を防ぐことが目的だからです。
当然ですが新リーグに参加する他のチームも将来的にはチーム名称から企業名を外す事が条件です。
チーム名に企業名を冠している場合ビジネスとして成長させることが難しくなると言うのが、その理由です。
ビジネスとして成功させ多額の利益を生み出すようになれば企業名を冠する理由が無くなります。
これに関しては根拠の無い理想論として言っている訳ではありません。
続いて日本の地上波テレビの運営システムは野球の様な試合時間の読めないコンテンツの放送には向いていないの現実です。
昔、巨人戦の中継が試合途中であるにも関わらず途中で終了することがありました。
現在でも私の知る限り広島県、福岡県では7時から9時までカープ、ホークスの試合を放送をよくしていますが9時には試合に関係なくテレビ中継は終了します。
ですから私がこのサイトで提案しているオールスター、クライマックスシリーズ、日本シリーズの一括販売に関して地上はテレビ局がどの程度興味を持つのか、さらに一括販売した場合どの程度の金額で販売できるのか予想がつきません。
ところがその一方で野球はスカパー、ケーブルテレビでは非常に人気の高いコンテンツです。

実際に契約されている方は知っていると思いますがプロ野球の放送権は専門チャンネルの間で争奪戦が行なわれているのが現実です。
昔はJSPORTSとG+、GAORA、スカイA、TBSニュースバードですべてが放送されていました。
ちなみにG+は日本テレビの子会社です。
TBSニュースバードがベイスターズの放送をしていたのはTBSがベイスターズの親会社だったためです。
現在ベイスターズの中継はスカパー、ケーブルテレビのTBSチャンネルが放送権を持っています。
これに新たにFOX SPORTSと言うチャンネルがホークスの放映権を取得しています。
スワローズ戦はフジテレビがスワローズの株式を持っている関係でフジテレビのチャンネルが放送しています。
これ以外にも今年テレ朝チャンネルがプロ野球の放送をしています。

つまりプロ野球の公式戦は人気コンテンツとなり専門チャンネルの間で争奪戦になっているのです。
さらに野球と言うコンテンツでは社会人、大学、プロ野球の2軍の試合が放送されていて人気コンテンツになっています。
これを考えた場合スカパー、ケーブルテレビはプロ野球のチーム数を増やしてプロ野球の試合数を増やして欲しいのが現実ではないでしょうか?
これを考えた場合、国と協力をしてスカパー、ケーブルテレビの普及をするべきだと考えます。
スカパー、ケーブルテレビの普及率を70%以上にあげ同時にプロ野球の中継権を12チーム一括で専門チャンネルに販売する。
場合によっては地上波テレビ中継権以外に専門チャンネルにもオールスター、クライマックスシリーズ、日本シリーズの中継権を一括で販売するというのも行なったら良いのではないかとも考えています。
最大の理由は地方ではキー局5チャンネルすべてを見ることが出来ない地域が多いことがあります。
民放2チャンネルという地域は現在でも多くあるのが現実です。
つまり地上波でのみ放送している現在、日本シリーズが見ることが出来ない地域がある為です。
以上が私の日本のプロ野球からMLBへの選手の流出を防ぐ為の方法です。
現実問題、成功はしていませんが私は日本の一流選手をMLBに流出させない為に行動に移しています。
このサイトに関して意見質問等があればメールでお願いします。
メールを送る際には氏名と連絡の取れる電話番号を記載していただければ助かります。

2017年8月29日公開
2018年7月24日更新

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