松坂大輔をカムバックさせるには?2

私の本業はスポーツトレーナーです。
現在スポーツトレーナーのサイトは事情があって閉鎖しております。
そのため、このブログは2016年11月24日に私のスポーツトレーナーのサイトで公開したものを再掲載しています。

 

以前「松坂大輔をカムバックさせるには?」と言うタイトルでブログを書きました。

結論から言えば松坂大輔が往年の活躍を取り戻すにはピッチングフォームを全盛期の時と同じに戻す事が絶対条件だと断定します。

理由は単純です。

「現在の様な手投げのフォームでストレートのスピードが戻せるのですか?」です。

これを本人及び関係者読んでいるかどうか分かりませんが「そんな事が出来るくらいならやっているよ(怒)」と言うのが本音だと思います。

 

とりあえず全盛期のビデオを掲載します。

 

 

 

見れば分かると思いますが現在とは別人の様なピッチング内容です。

当然ですがピッチングフォームが別人のレベルです。

上記していますが私の意見は「松坂大輔をカムバックさせるにはピッチングフォームを全盛期と同じフォームにしなければならない」です。

現在の松坂のピッチングフォームは故障のための痛み、違和感を避けて投げられる様に模索した結果だと考えています。

しかし、その方法論ではまったく通用しない事は明白です。

アンダースローにして変化球投手にでもなるのであれば話は別です。

 

この様な事を書くと「お前なら元のピッチングフォームに戻せるのか?」この様な意見もあると思います。

正直言えば「分かりません」としか言えません。

何しろ本人にあった事もないのですから現在の体の状態がどうなのか把握のしようがありません。

 

それと、これはマスコミを通じての情報からの意見ですが肘に関しては問題ないと考えます。

松坂はアメリカでトミージョン手術を受けています。

この手術に関しては完全に確立されている方法なので肘には問題がないと考えます。

現在、気になっているのはピッチング時のステップの幅が極端に狭くなっている事です。

これに関しては股関節等に大きな怪我をしたと言った情報は入ってきていません。

そうであればピッチング時のステップを全盛期と同じステップ幅に戻す事は可能です。

これはハッタリではなく自信を持って言えます。

ただし股関節に怪我が無い事が前提です。

一番の問題は肩です。

松坂は去年肩の手術を行っています。

この手術を行って現役にカムバックしたのは河原純一投手だけです。

しかし、スピードは戻ることなくカムバック後、確か1年で現役を退いています。

松坂をカムバックさせる一番の難関は肩の状態だと考えます。

これに関しては実際に本人に会ってさらに手術をした病院に行ってレントゲン写真をみて、医師から話を聞かない事には判断が出来ません。

 

現実問題、松坂大輔から依頼があれば受けますか?

こう問われれば「分かりません」としか言いようがありません。

私はこれから実績を作っていかなければならない立場です。

失敗は許されません。

それを考えた場合、松坂大輔からの依頼を受けるのはかなりギャンブルであると考えます。

 

しかし「松坂大輔をカムバックさせる事が出来るか?」

こう問われれば「可能性はあります」と答える事は出来ます。

 

少なくとも松坂大輔をカムバックさせる事が出来る人物は私以外には存在しないと言って良いでしょう。

理由は「全盛期のフォームに戻す」この発想をしているのが私だけだからです。

 

松坂大輔に関してはフォームを全盛期の時の状態に戻すか、引退するかのどちらかだと思います。
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