今日プロ野球ファンの最大の話題は広島カープの優勝だと思います。
しかし、私は違います。
阪神タイガース狩野恵輔選手の引退です。
阪神ファンには説明不要と思いますが他のチームのファンに説明する必要があります。
この選手は最後は外野手としプレイをしていましたが元々は捕手です。
2003年、2005年のリーグ優勝を支えた正捕手が矢野燿大ですが、この選手が衰えを見せ始め
次の正捕手をどうするか?
これが阪神のテーマだった時、出現したのが狩野恵輔です。
とにかく打てる捕手として脚光を浴びたのを覚えています。
当然ですが次の正捕手は狩野恵輔で決まりと思っていた時に何を考えたのか阪神は元ホークスでMLBシアトル・マリーナーズでプレイしていた城島健司を獲得します。
このニュースを知った時思ったのが
阪神は何を考えているんだ!
城島健司が一流の捕手であったのは事実です。
しかし狩野恵輔は1982年生まれ、それに対して城島健司は1976年生まれです。
狩野恵輔の方が6歳も若いのです。
日本のプロ野球で一番重要だと言われているポジションが捕手です。
これは日本のプロ野球が6チームでリーグを運営している関係で、そうなっていると言われています。
MLBと違い1チームとの対戦試合が多いため相手チームの選手の癖。
得意、苦手コース。
得意、苦手球種等あらゆるデータを頭に叩き込んで置かないと勤まらないポジションです。
日本のプロ野球で黄金期を作ろうと考えたらまず第一に
捕手をどうするのか?
これがテーマになっています。
古い話ですか1995年の日本シリーズで当時ヤクルトの捕手だった古田敦也が野村監督に対し
打つ方は勘弁して下さい
と言ったのは有名なエピソードです。
この年の日本シリーズは「いかにイチローを封じるか」これがテーマでした。
古田敦也曰く「打つ方まで神経が回らない」
それだけ日本のプロ野球では捕手というポジションは頭脳労働者なのが現実です。
これを考えた時
城島か狩野か?
当然6歳若い狩野になることは明白です。
高い金を出して結局ファーストにコンバートされた城島に何故こだわったのか?
今だに阪神ファンの間で言われていることです。
あれだけ人気があって当然資金面でも有利であるにも関わらず見事なくらい優勝とは縁の遠いチームは世界中のあらゆるスポーツチームのなかでも阪神がダントツなのではないでしょうか?
ちなみに引退を発表した今日現在まだ狩野選手は34歳です。
これだけ優秀な選手を正捕手として使えなかった阪神は
本当にアホ
だと思います。
スポーツの世界に「たられば」は禁句ですが
狩野を正捕手にしていれば阪神は黄金期を築けた
これが私の意見です。
NPBで優勝日本一複数回、WBC優勝、五輪銅メダルこれら全てで不動の正捕手を担い
メジャー初アジア人正捕手だった城島捕手
狩野とは実績、経験と格が違いすぎますね。
他球団監督が「嫌な奴連れて来たなあ。せっかく阪神はフリーパスだったのに」と星野さんに言ったのは有名な話。
そもそも城島捕手が来た年に狩野捕手は腰椎ヘルニアを発症してしまい捕手が出来なくなった事実に全く触れてないのは何故ですか?
もしその年に狩野が激務の正捕手で出続けてたらヘルニアは発症しなかったとでも?
城島は2年目以降怪我で殆ど試合に出れなかったんだから狩野が捕手としてアピールするチャンスは多々あったはずなのにそれができなかったんですよ。
城島が故障したら球団は藤井、日高、今成、鶴岡を取って小宮山、清水がたまに捕手で使われたが、狩野は捕手では使われなかった。
古田のエピソードですが、古田が打撃まで頭が回らないって言うのも
普段対戦しないチームに7試合で4勝必須の短期決戦という捕手として超ストレスかかる特殊な状況だったからでしょうに。
長いペナントレースとは別物ですよ。
阪神ファン?2010年城島阪神初年度
オールスターファン投票1位で選出、ファンが選ぶジョージア魂年間大賞受賞、グッズ売り上げ鳥谷と2トップ、オールスターユニ、復刻ユニ落札高セリーグトップ!
ほぼ3割30本100打点GG受賞(セパで8回目)被盗塁企図数は前年100超えてたのが阪神史上最少の47、捕逸リーグ最少
アッチソン退団能見岩田序盤から離脱、投げれないレフトのハンデの中
最後まで優勝争いの2位(前年4位)優勝中日とは僅か1ゲーム差
タラレバですが、城島が怪我せず契約全うできてたらなあ・・
コメント頂きありがとうございます。
ただ申し訳ありませんが私のブログをどの様に読み、受け止められたのでしょうか?
城島が一流の実績を残したのに対し狩野は結局一流選手にはなれなかった。
これを持って私の意見を否定するのは問題があると考えます。
私がブログで書いている最大の意見は狩野と言う優秀な、しかも打てる捕手が台頭してきた、これで桧山の後釜は決まった。
この様なチーム状況で城島を獲得したのが間違っている。
最大のポイントはこれです。
これはブログにも書いていますが狩野の方が6歳も若いです。
さらに日本のプロ野球で黄金期を作ろうとしたら、まず優秀な捕手を育て固定することが必要です。
日本のプロ野球は1チームとの対戦が非常に多いため相手チームの選手の癖や性格等を徹底的に頭に入れて試合に望む必要があります。
はっきり言えば頭脳労働者です。
まず守備、次に打撃。
これが日本のプロ野球における捕手の立場です。
現在黄金期といっても良いのではないかと言えるのがホークスですが捕手を固定出来たのが強さの原因といっても良いでしょう。
これと対照的なのがジャイアンツではないでしょうか?
話を狩野に戻しますが城島を獲得した年に椎間板ヘルニアを発症したことは当然ですが知っています。
ただ、城島を獲得した時点ではまだ発症はしていませんでした。
ですから狩野が椎間板ヘルニアを発症したことは結果論でしかありません。
さらに私個人の意見を言えば椎間板ヘルニアを発症するには、その兆候が見られるはずです。
プロ野球チームにとって選手は財産です。
それを考えたとき椎間板ヘルニアの兆候をいち早く見抜き対策を取っていない阪神と言うチームに問題があると考えます。
それと貴方のコメントにある
他球団監督が「嫌な奴連れて来たなあ。せっかく阪神はフリーパスだったのに」と星野さんに言ったのは有名な話。
こんな話は聞いた事がありません。
事実インターネット上で、このコメントを裏付ける情報は探しても見つかりませんでした。
これが事実と主張するのであれば情報ソースを公表してください。
続いて古田選手のエピソードですが
何を言いたいのですか?
日本シリーズで徹底的にイチロー封じを命じられたために、言った発言であることは、このエピソードを知っている方なら誰でも知っている話です。
当然ですが私も日本シリーズのエピソードとして紹介しています。
ですから貴方が何を主張したいのか理解できません。
それと貴方のコメントの最後に「タラレバですが、城島が怪我せず契約全うできてたらなあ・・」こうありますが私の周りの阪神ファン、ネット上での阪神ファンと思われる方たちの意見は「なんで城島取ったんだ!」
この意見の方が多いのが現実です。
少なくとも阪神ファンは城島に対しては辛辣な意見が多いです。
反論があればお待ちしています。
それと「東京ジャイアンツ(巨人)復活計画」のサイトもよろしくお願いします。
http://hiroshimagic.com/giants/