初動負荷トレーニングは理論とまったく一致していません

1995年に発表した初動負荷理論の定義

初動負荷理論の現在の定義は下記の内容です

-B.M.L.T®動作の定義-
「反射の起こるポジションへの身体変化及びそれに伴う重心位置変化などを利用し、主動筋の「弛緩-伸張-短縮」の一連動作を促進させ、かつ主動筋と拮抗筋との共縮を防ぎながら行う運動」

これはワールドウィングのウェブサイトで確認できます。

反射の起こるポジションとは本人の意思とは関係なく体が動く状態を指します

反射の起こるポジションとは本人の意思とは関係なく筋収縮が起こる状態をさします。分かりやすく言えば本人の意思とは関係なく体が動き始める状態をさします。

ところが初動負荷トレーニング(これは初動負荷マシーンを使用してのトレーニングとします)の動画を見る限り動作の開始が反射の起こるポジションにはなっていません。

理論の定義とトレーニングが全く一致していない事実

つまり理論とトレーニングの内容が全く一致していないのです。

それどころか完全に別物です。

インターネットで公開されている初動負荷トレーニングの動画はすべて本人の意思で動作を開始しています。

初動負荷トレーニングは初動負荷理論に基づいたトレーニングということになっていますが、これではトレーニングと理論が全く一致していません。

つまり初動負荷トレーニングと称するものは初動負荷理論とは全く関係がないトレーニングということです。

それ以前に初動負荷理論は理論の体をなしていませんし、スポーツトレーニングの世界では理論としても認められてもいません。さらに誰にも相手をされていないのが現実です。

事実、小山裕史は初動負荷理論の論文を発表していません。

これに加えて初動負荷理論の検証も妨害しています。

初動負荷ビジネスは虚偽の説明をしています

当然ですが「初動負荷理論に基づいたトレーニング」これは虚偽の説明になります。

つまりワールドウィングというスポーツクラブはお客さんに対して虚偽の説明をしてビジネスをしているのです。

これはワールドウィングのビジネスは詐欺罪の要件を満たすことになります。

ただしこのような事案で捜査機関が動くことはありません。しかし民事裁判で支払った料金の返還訴訟を起こされた場合は不利な状況になるのが現実です。

重要なことですが初動負荷理論を基にした初動負荷トレーニングは存在しません。