Emailは誰でも見ることができます

Emailは安全な連絡手段ではありません。

Emailというと一般的にはSNSと違い、送信者と受信者しか見ることができないと考えている方が多いと思います。

SNSはインターネット掲示板です

SNSはアカウントを取得して利用する掲示板なので当事者以外の第三者でも閲覧可能であことは多くの方が理解していると考えます。

ただインターネット、スマートフォンが普及した現在では最初に所有した携帯電話がスマートフォンの方もいますし、物心ついた時にはスマートフォンが存在していた方もいます。

このような方の中にはSNSが誰でも閲覧可能なことも満足に理解していないで利用している方もいるのではないでしょうか?

当然ですがそのようなことはありません。もしこのブログを読んでSNSが誰でも閲覧可能な媒体であることを知ったのであればこれからはそれを理解したうえで利用しましょう。

インターネットでスクランブルがかけられている通信は固定電話くらいです

そもそも論ですがインターネットを利用しての通信はスクランブルがかけられていません。現在私たちが利用しているインターネットを利用する通信でスクランブルがかけられている通信は固定電話回線くらいです。固定電話も現在は途中にインターネットを経由していますがインターネット部分に関してはスクランブルをかけています。

IP電話は盗聴が容易にできます

ただし050で始まるIP電話は別です。

IP電話は通話料金が安いのが特徴ですが、これはスクランブルをかけずにインターネットを利用しているから低額でサービスが提供できているのです。

当然ですが第三者が通話内容を盗聴することは比較的容易にできます。

Email に話を戻します。

Emailも第三者が見ることが可能なのです。

インターネットを利用した通信なので当然といえばそれまでですが?

Emailは危険な連絡方法です

例えば産業スパイが特定の企業が開発中のデータを取得したいと考えた場合ですが、関係者のEmailアドレスを監視すればそれで可能です。関係者のEmailアドレスの入手方法ですが名刺が一番確実と考えます。

現在では大抵名刺にEmilアドレスが記されています。

これを手に入れればこの方のEmailでのやり取りはすべて入手できます。

Email の仕組みですが企業、個人等が独自ドメインを史用している場合(com、co.jp等)ですが、これはサーバーを利用して、これでドメインを利用することになります。

そしてサーバー上でオリジナルのEmailアドレスを作って使用するのです。

私のドメインであれば

〇〇〇@hiroshimagic.com

このようなEmailアドレスになります。

Emailはサーバーで管理利用されています

そしてEmailはサーバー上で管理されるのです。

私は実際独自ドメインでオリジナルのEmailアドレスを作って利用したこともあるのですが、Emailソフト、アプリを使用している場合はサーバーを経由してEmailのデータを送受信するのです。

それ以外だとサーバー上にEmailのデータを保管しておいてインターネットでアクセスするという方法でも使用できます。

どちらにしろサーバーを利用することになります。

このような仕組みですのでEmailアドレスを監視すればサーバーも特定されます。

そもそも論ですがドメインがどこのサーバーで管理されているかは比較的簡単に分かります。これを監視すればいいのです。

フリーメールも簡単に分かります

gmail、outolook、yahooメールも同様です。

これらのフリーメールも企業がサーバーを利用、経由して行うサービスですからEmailアドレスが分かればパソコン、スマートフォン等のIT機器を監視していればいいのです。

Emailはインターセプトが可能です

送信されると都合の悪いEmailは届かなくされます

Emailの怖さはこれだけではありません。サイバー犯罪者にはインターセプトが容易にできるのです。

届くと都合の悪いEmailが送信者に帰ってくる。これができます。

即帰ってくるわけではありません

それだけではありません。すぐに帰ってくるのであればまだしも送信後6時間以上経ってから、場合によっては3日~1週間程度経ってから帰ってくることもあります。酷い場合だと1ヶ月以上経ってから帰ってくる。これが珍しくありません。

事実私はこれをされています。

このようなことができるのですから当然Emailが遅れて届く。これもできます。

送信後1ヶ月以上経ってEmailが届くこれが珍しくありません。

これも私は経験しています。

去年の事例ですが写真のデータを別のパソコンに送るのにEmailを使用したところ送信ボックスに記録が残らないという現象が起こりました。何回か送信したのですがやはり送信ボックスには何も記録が残らない。これがありました。当然ですが送信先のEmailアドレスにも届きませんでした。ところがそのことを忘れていた2か月以上経った時に突然その送信不明だったEmailが届くという現象が起こりました。

これはブログのネタのために作っているわけではありません。

本当に起こるのです。

Emailの本当の危険性

Emailを複数の端末で使用していませんか?

Emailの怖さはこれだけではありません。

現在仕事でEmailを使用している方で1台のIT機器だけで使用している方はほぼいないと考えます。

仕事で使用しているEmailを職場のパソコンだけでなくプライベートのスマートフォンでも使用している方は多いと考えます。

これがどうなることと思いますか?

使用しているスマートフォンが特定されます。

スマートフォンは24時間インターネットに接続されているという非常に物騒なIT機器です。

スマートフォンが特定されるとどうなるか?

まずプライベートで使用しているEmailアドレスもバレます。

当然仕事以外でのEmailでの通信内容もすべて筒抜けになります。

それだけではありませんSNSアカウント、さらには携帯電話番号までもバレます。

サイバー犯罪を専業としている方にとってこのようなことは朝飯前です。

すべての情報が漏洩します

情報漏洩はこれだけではありません。

スマートフォンの情報はすべて抜き取られます

スマートフォンに登録されている住所録も筒抜けです。当然人間関係の把握もできます。

写真も同様です。スマートフォンの写真を抜き取ろうと思えばやすやすと行えます。

当然ですが位置情報を利用すれば現在どこにいるかも分かりますし、住所すらも特定できます。

これはスマートフォン以外のIT機器でも同様です。

タブレット、パソコンでも同様のことが言えます。

現在私はスマートフォンを使用していません。

2つ折りのガラホと呼ばれる機種をし用意しています。

それだけではありませんキャリアEmailも使用していません(@docmo.ne.jp、@ezweb.ne.jp等)。理由はEmailの契約をすると携帯電話がインターネットに接続されるからです。

ガラホは見た目はガラケーですがOSはアンドロイドを使用しています。インターネットに接続するとスマーフォンと同じ危険が発生します。

それだけインターネットの使用には気をつけています。

インターネットの利用はできるだけ必要最低限にしていますし、常時接続のIT機器は一切使用していません。

インターネットが危険なだけではなく、Email アドレスの監視だけでこれだけ情報漏洩が起きてしまうのが現実です。

「自分はそのような被害に遭ったことはないぞ」このような意見が聞こえてきそうですが、たまたま今までそのような被害に遭ったことがないだけで、これからも遭わないとは限りません。

それ以外だと被害を自覚させないようにしていることもあります。インターネット上の情報を監視、必要な情報は入手してそれを本人には被害に遭っていることを自覚させないようにしている。このケースは非常に多いと考えます。

とにかくEmail とは安全ではない通信手段ということです。