私のサイトは初動負荷理論が実在しないことを告発しています。
ただ視点を変えて、もしこの理論が存在しているとしたらと仮定した場合の事を書いてみたいと思います。
初動負荷理論の最大の特徴は柔らかい筋肉がつくと言う事にあります。
これは硬い筋肉をしているアスリートでも、このトレーニングをすれば筋肉が柔らかくなる事になります。
私はストレングスコーチとしての経験上、柔らかい筋肉のアスリートと硬い筋肉のアスリートでは柔らかい筋肉のアスリートの方が高いパフォーマンスを発揮できる事を知っています。
これは私以外のストレングスコーチ、スポーツトレーナー等をされている方であれば、たいていの方が知っている事実だと思います。
筋肉が柔らかい、硬いの判断は筋肉を触ったときの感触です。
当然柔らかい筋肉のアスリートであれば、さらに筋肉が柔らかくなりパフォーマンスが向上する事になります。
ここまで異論はないと思います。
そうであれば初動負荷理論のノウハウに一体いくらの値段がつけられる事でしょうか?
日本のプロ野球選手を対象に考えてみましょう。
日本のプロ野球選手トップクラスの年俸は3億を超えています。
当然、自前で初動負荷マシーンを揃える事は可能です。
さらに専任の初動負荷トレーナーを雇う事が考えられます。
日本のプロ野球のトップクラスの選手は鳥取に行く必要がなくなります。
これを世界に目を向けた場合どうなるでしょうか?
アメリカのメジャースポーツ、ヨーロッパサッカーで選手が受け取る報酬は日本のプロ野球とは桁違いです。
これらの選手が初動負荷マシーンを購入し、専属トレーナーの雇用をすることになるのは間違いありません。
こうなると初動負荷マシーンの製造が追いつかなくなり価格が上がる可能性があります。
さらに初動負荷トレーナーは現在、数が少ないのが現実です。
当然、初動負荷トレーナーの争奪戦が始まりトレーナーの収入は高騰します。
アスリートの筋肉が柔らかくなるというのは、これだけの価値を生み出します。