このブログは以前Bloggerで公開したもを再掲載したものです。

 

初動負荷理論を理解するには小山裕史という人物について知っておく必要があります。
これは以前にもブログで書きました。
http://hiroshimagic.com/2017/10/08/syodoufuka-6/

 

小山裕史は1982年と1984年の2回に渡ってボディビルの日本チャンピオンになっています

 

この方は大学が大阪だったのでボディビルの大阪大会にも出場経験があると思います。
ネットで調べたのですがボディビルの大阪大会をはじめとする地方大会への出場記録は見つかりませんでした。
鳥取県にボディビルジムを作ったのが小山裕史ですので、大阪の大学時代にボディビルを本格的に始めたと考えて問題はないと思います。
さらにこれは推測ですが小山裕史は鳥取県ボディビル連盟の会長をしていました。

ボディビル鳥取県連盟は小山裕史が中心になって立ち上げた組織だと思います。
ボディビルの世界の恥部にもなるのですが日本連盟から地方連盟にかけて立ち上げた人物が会長に収まりその座を他に譲らないのがボディビル連盟の特徴です。
現に日本ボディビル連盟会長は1955年に立ち上げていますが、この時、常任理事だった玉利齋氏が現在は理事長を努めています。
半世紀以上連盟に関わっている事になります。

http://www.jbbf.jp/

これに小山裕史は1989年にボディビルアジア大会90kg以下級で優勝しています。
これにより、この方のウエイトトレーニングのボックボーンがボディビルである事が理解できます。

ただ、この方はビジネスに関しては一切の才能がないと断言出来ます。

事実1980年代にスポーツクラブを2店舗、鳥取県内にオープンしています。

当然、利益は出ません。

1店舗は閉鎖しています。

地方でのスポーツクラブの経営は現在でも難しいのが現状です。
1980年代といえば「何故お金を払って運動をしなければならないのだ」と言う考え方が主流でした。
スポーツクラブも東京、大阪、名古屋にある程度でボディビルを経験された方が個人経営で運営しているのが常識でした。
はっきり言えばスポーツクラブというものが都市部以外ではビジネスにならなかったのが現実です。
ちなみにスポーツクラブの経営を難しさは私の地元山口市にあったFC店舗のゴールドジムが一昨年、閉鎖された事でもわかります。

スポーツトレーナーとして有名なケビン・ヤマザキ氏のトータルワークアウトも大阪の店舗は去年閉鎖されています。

そのくらいスポーツクラブというのは日本ではまだまだ経営が難しいのが現実です。
それにも関わらず1980年代に日本で一番人口の少ない鳥取県でスポーツクラブを2店舗もオープンしたというのは無謀以外の何者でもありません。
ただ小山裕史はウエイトトレーニングの指導に関しては才能がありました。
これは以前も紹介しましたが「トレーニング革命」と言う本を読めばわかります。
1985年の出版です。
この本は非常にわかりやすく書いてあります。
本人の文章能力の高さも、この本で証明できると思います。
この本ではアスリートに対しどのようにウエイトトレーニングを始めれば良いかを非常に丁寧に書いてあります。

事実この本を読んだアスリートが鳥取のワールドウイングを訪れ小山裕史の指導を受けるようになりました。
このなかには去年中日を引退した山本昌がいます。

さらにオリンピックで金メダルを取った方もいます。
この様な方から絶大な信用を受けたのも事実です。
事実、小山裕史は日本スケート連盟、全日本柔道連盟、日本水泳連盟、日本陸上競技連盟で指導をしています。
下記リンク参照。
http://www.bmlt-worldwing.com/newpage1.html

これは本人にウエイトトレーニングの指導者としての才能があったから実現した事です。
ところがウエイトトレーニングの指導者と違いビジネスでは相変わらず才能がありません。
これだけのクライアントを獲得したのであれば自分からクライアントの所へ行って指導をすれば良かったのにそれをしませんでした。
自分からクライアントの所に行くというビジネスをしていれば初動負荷理論と生まれませんでした。
それは多くの収入を得られたからです。

小山裕史は自分が経営するワールドウイングに来てもらう事しか考えませんでした。
それがホテルユニオンプラザのオープンです。


このホテルはワールドウイングに併設する形で建設されたためホテルとしての立地は非常に悪いです。
ホテル経営だけで利益を出すのは不可能な条件で作られています。
このホテル経営の失敗が多額の借金を生みます。

この赤字を埋めるため何かしなくてはならない。
そこで、はじめたのがウエイトトレーニングマシンの製造販売です。
当然ただ作って売るだけでは売れません。
何か付加価値を付ける必要があります。
これが初動負荷理論の始まりです。
自社でウエイトトレーニングマシンの製造販売を始めるにあたり出版したのが「新訂版 新トレーニング革命」です。


この本の荒唐無稽ぶりは、いまさら説明するまでもないでしょう。
下記リンクで確認してください。

新訂版 新トレーニング革命

 

この本を出版した1994年はフリーウエイト(バーベル、ダンベルの総称)もある程度認める内容だったのですが、それでは自社のトレーニングマシンが売れない事から内容をエスカレートしていきます。
現在では自社で販売するトレーニングマシンでなければ初動負荷理論に基づいた初動負荷トレーニングは出来ないと主張しています。
言っている内容が変わっている、つまり初動負荷理論の内容が変わっているのです。
当然ですが多くの方は、これを問題視しています。
しかし初動負荷理論は新興宗教化しています。
信者はどこにも問題ないと言っています。
この事実で初動負荷理論がどの様なものかよく分かると思います。