日本のプロ野球(以下NPB)には何故外国人枠があるのでしょうか?
アメリカ(MLB)には存在しない制度です。


NPBで外国人枠と言う制度を設けている理由は元々アメリカのMLBとNPBの間に競技及び選手に大きなレベルの差があっためです。
外国人枠を設けなければ大量の外国人選手が流入してきて日本人選手の出場機会を奪ってしまう。それを防ぐために設けられた制度です。
ちなみにアメリカのメジャースポーツには外国人枠は存在しません。
上記しているMLBだけでなく、アメリカンフットボール(NFL)、バスケットボール(NBA)、アイスホッケー(NHL)これらすべてのプロスポーツリーグには外国人枠は存在しません。

そもそもアメリカと言う国には外国人枠と言う概念が存在しないと言う考えもあります。
プロスポーツで外国人枠が世界共通の制度で運用されているのはサッカーだけであると考えます。
日本のバスケットボールのBリーグは第1、第4クォーターは外国人選手は2人、第2、第3クォーターは1人しかコーナーに立つことは出来ません。
これは日本人選手のレベルアップのため、この様なルールになっているのです。


ちなみに女子バスケットボールの実業団リーグでは1990年代に外国人選手を禁止にしています。
これは代表チームを編成したときセンタープレイヤーが普段はベンチプレイヤーであり代表チームのセンタープレイヤーが育たない問題を解消する目的で禁止にしたのです。
これ以降、日本女子のバスケットボールはレベルアップしオリンピックにも出場できる様になりました。


話が少々それてしまいましたがNPBも元々は日本人選手の出場機会を奪われない様に外国人枠を設けました。
ただ現在の日本の野球のレベルを考えた場合、外国人枠は必要ではないと言うのが私の意見です。
この様な事を主張すると必ず言われるのが

9人全員が外国人のチームが出来たらどうするのか?

です。

はっきり言ってこれはプロスポーツリーグの経営を全く理解していない方の意見です。
プロスポーツリーグはビジネスです、ただし日本のプロ野球は企業の宣伝媒体でしかないのが現実です。
それでも9人全員が外国人選手のチームが誕生する可能性はゼロと言って問題がありません。
理由は、その様なチームが出来た場合お客さんが入らないからです。
私は現在福岡市在住ですが地元チームのホークスは九州出身の選手を優先的に獲得をしてチーム編成をしています。
理由はお客さんを多く集めるためです。


NPBはオーナー企業の宣伝媒体として存在しているのは事実ですがFAの導入以降、選手の年俸が年々上がり続け一部のチーム以外は財政状況が厳しくなっているのが現実です。
はっきり言ってプロ野球ビジネスから撤退したいと考えている企業は多いと考えます。


事実2004年の球団削減問題はなにひとつ解決はしていません。


2004年は楽天、ソフトバンクの新興IT企業がプロ野球ビジネスに参入してくれたため問題の先送りができただけです。

この事実をプロ野球関係者だけでなくマスコミ、ファンも自覚していなさすぎます。

外国人枠から少々話が逸れてしまいました。
現在の様にNPBが競技及び選手のレベルがMLBと互角になった状況を考えた場合、日本人選手の出場機会を外国人選手が奪うと言う事は考えられません。
ちなみにプロ野球選手会は外国人枠の撤廃に反対しています。
下記リンクのサイトで確認できます。
http://jpbpa.net/reform/other.html

はっきり言ってプロ野球選手会は現在の状況を理解していないだけであると考えます。
特定のポジションに外国人選手が集中してしまう結果、そのポジションでプロ野球を目指す選手が減ってしまうとありますが今年の日本シリーズで優勝した福岡ソフトバンクホークスのファーストは日本人の内川聖一選手です。


ホークス以外でも日本人選手がファーストのレギュラーのチームは珍しくありません。
さらに言えばこれだけ日本人選手のレベルが上がった現在、外国人枠を維持しろと主張するのはナンセンスであると考えて問題がないと考えます。
外国人枠を撤廃して大量の外国人選手が流入してきて日本人選手のポジジョンを奪うということは考えられません。
それと外国人枠を設けている関係で起こっている問題もあります。

それは外国人選手の年俸の高騰です。

外国人枠と言う制度がある関係で外国人選手に人数制限があり優秀な外国人選手の争奪戦が起こり、その関係で外国人選手の年俸が年々高騰しているのが現実です。

これらの事実を考えた場合外国人枠は撤廃するべきであると考えます。
当然そうした方がNPBのレベルアップ、人気アップに繋がると考えます。

ただしアジア人選手に関しては制限を設ける必要があります。
これはアジアには日本以外にも韓国、台湾にプロ野球リーグがあるためです。
アジア人選手に制限を設けなければ韓国、台湾でフリーエージェントを取得した選手が大量に日本球界に入ってくる事が考えられるからです。
韓国、台湾のリーグと比べたときNPBは明らかに年俸水準が高いのが現実です。
これを考えたとき、わざわざ太平洋を超えてMLBへ移籍しなくても日本に行けば良いと考えるアジア人選手が多くでる可能性があります。
多くの選手が日本のチームに移籍した場合韓国、台湾リーグのレベル及び人気の低下に繋がり、これらのリーグの衰退に繋がる可能性があります。
これを考えた場合アジア人選手に関しては今後も制限を設ける必要があると考えます。

以上の理由からNPBの外国人枠は撤廃するべきであると私は考えます。

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