SHIMANOペダル
以前はSPD-Rと言う規格のペダルをリリースしていたのですが1999年にランス・アームストロングがツールド・フランスで総合優勝したために新しい規格のペダルをリリースしなければならなくなりました。
こんなペダルです。
クリートが金属と言うのが特徴でした。
と言うのも、この当時ランス・アームストロングはシマノの1980年代後半にLOOKにパテント代を払ってLOOKと同じ規格のペダルをリリースしていました。
さらに他のペダルには一切目を向けず、このモデルのデット在庫を探しまくったのは有名なエピソードです。
シマノの社員も個人で持っていた未使用の同モデルを提供したそうです。
このモデルです。
何故LOOKのペダルに興味を示さなかったのか解りませんが、この状況に対応するためにシマノは現在リリースしているSPD-SLを開発します。
はっきり言って『ランス・アームストロングが使うためだけに開発されたペダルです』シマノの担当社員に来た企画書には『アームストロングが使うペダルを作れ』としか書いてなかったそうです。
この本に詳しく書かれています。
ツールド・フランスを7連覇(ドーピング問題で取り消されますが)した選手の為だけに造られたペダルに、いちサイクリストが文句を言えるとは思えません。
事実2004年からこのモデルを使用していますが、まったく不満無しです。
ただSHIMANOは現在ペダルを購入すると青いクリートが付いてきます、これは左右に1度しか動かない仕様になっています。
この青いクリートは5カ月使いましたが、はっきり言って黄色のクリート(左右に3度づつ動く)の方が良いです。
SHIMANOが何をしたいのか正直解りません。
SHIMANOのペダル使用する方、青より黄の方が良いです。
このペダルの特徴としてはペダルが大きくクリートが外れにくいと言う事が言えると思います
登りやスプリントで安心して踏める感じが非常に良いです。
SHIMANOユーザーの方迷わずSHIMANO のペダルにしましょう。