前回のプロ野球(NPB )改革のブログでも書きましたが、昨シーズンファイターズの中田翔選手は国内FA権を取得しましたがこれを行使しませんでした。
さらに私が不可解に感じたことは2017年シーズン2億8千万円だった年俸が8千万円ダウンの2億円に下げられたことです。
以前のように読売に資金力があれば年俸4億円程度で読売に移籍しているケースです。
これが実現しなかったのは読売に以前のような資金力がなくなっているためであると私は推測しています。
このブログを書いている2018年8月12日現在、打率.266、打点81、本塁打19本と言う好成績です。
この成績を考えると来期の年俸は最低でも3億円が妥当と考えます。
ただし、この金額は最低の金額です。
ホークスの柳田悠岐選手が昨シーズンオフに5億5千万円の3年契約を結んでいます。
それを考えたとき中田翔選手が年俸3億円で納得するのかと言う問題が発生します。
これが問題の1点目です。

続いて中田翔選手が国内の他チームに移籍した場合、獲得したチームはファイターズに所属最終年度の年俸の支払いが必要です。
つまり移籍した新チームでの年俸を3億円と仮定した場合、これに2億円加わるので獲得したチームは1年目の年俸支払いが実質5億円になると言うことです。
現在、国内のチームにはこれだけの資金力があるチームは存在しないと私は考えます。
そうなった場合、中田翔選手は身の振り方をどうするのか、これが問題の2点目です。

上記2つの問題点を考えたとき一番現実的な対応策はファイターズに3億円程度で残留。
これに将来の監督の地位を約束すると言う内容です。
ファイターズには資金力がないので残留するとすれば、このようなケースが一番可能性が高いと考えます。

国内の他チームへの移籍は中田翔選手の年俸を考えた場合FA権を行使しても移籍先が見つからない可能性が高いと考えます。
そうなると次の選択肢が考えられます。
それはアメリカ(MLB)チームへの移籍です。
近年MLBチームは日本人野手の獲得には積極的ではありません。
しかし、今年エンゼルスへ移籍した大谷翔平選手が打者として活躍しています。
この事実を考えた場合、中田翔選手のMLBチームへの移籍は可能性があると考えます。
なんといっても大谷翔平の所属チームの4番と言う肩書きがあります。
さらに大谷翔平を観に来ていたMLBチームのスカウトが中田翔を観ています。
このような条件を考えると中田翔選手のMLBチームへの移籍は可能性があると考えます。
私が危機感を持っているのは中田翔選手がMLBチームへ移籍して活躍することです。
現在日本のプロ野球でクリーンナップを打っている選手はみな高年俸で契約しています。これらの選手がFA権を取得、行使してもNPBチームの資金の問題から移籍が難しくなっていいるのが現実です。
そうなるとどうなるかと言うと1人MLBチームで成功すると後に続く選手が出てくると言うことです。
現在NPBから優秀な投手がMLBチームへ移籍をしています。
これだけでも大きな問題なのが現実です。
それが優秀な野手まで本格的にMLBチームへ移籍するようになると当然ですがNPBは空洞化します。
人気選手がみなMLBチームへ移籍をするようになったらどうなるかは説明不要と考えます。
問題なのは、この現実に対し誰も問題意識を持っていないことです。
多くのプロ野球ファンは自分のひいきのチームの成績にしか興味がないのが現実です。
プロ野球全体の問題を誰も考えてません。
これが現在のプロ野球の最大の問題と考えます。
中田翔選手の今シーズン終了後の身の振り方は場合によっては日本プロ野球の大きな分岐点になると考えます。