「東京ジャイアンツ計画」と言うサイトを公開しました。
このサイトを公開した最大の理由は日本の優秀な野球選手、特にピッチャーのMLBへの流出が止まらないことが原因です。
この傾向に対して私は非常に否定的な意見の持ち主です。
ところが、この状況に対して野球関係者は何の手も打っていないのが現実です。
それなら私がこの傾向に対して、まったをかけることは出来ないかと考えてサイトを公開しました。

まず日本の一流ピッチャーがMLBに移籍することに対して日本の野球関係者が危機感を持っていないと私は考えています。
さらに、この傾向はマスコミ、ファンにもあるというのが私の意見です。

現在、日本の一流ピッチャーがMLBのチームに移籍するのが当たり前で、移籍することが一流の証であるという雰囲気が日本の野球界には強くありすぎます。
さらに問題なのが日本のプロ野球よりMLBの方がレベルが高いという意見が多すぎることです。
私は1980年代にはBS放送でMLBの中継を見ていましたが、見始めた当時は「日本はこのレベルに追いつくことが出来るのだろうか?」と真剣に考えていました。
ところが、これに対して大きな転機が訪れます、野茂英雄のドジャースへの移籍です。
この年1995年のシーズンは前年度のストライキの影響で開幕が遅れて162試合行なっていません。
野茂のデビュー戦は5月2日の敵地ジャイアンツのキャンドルスティックパークでした。
この試合は私も早朝に起きてと言うよりも興奮して早く目が覚めたのを今でも覚えています。
さらに私が投げるわけでもないのに緊張したのを覚えています。
ちなみにMLBのレギュラーシーズンゲームが生中継された最初の試合でした。
アナウンサーも解説者もいつもの雰囲気とは違っていたのを今でも覚えています。

話が少々それましたが、この年、野茂英雄は13勝を挙げ新人王に輝きました。
これがきっかけとなりMLBは日本人選手の獲得に積極的に乗り出しました。
この野茂英雄の成功は私のようなMLBファンに強い影響を与えましたが同時に日本のプロ野球選手にも大きな影響を与えました。
分かりやすく言えば自分もMLBに移籍してやっていけるのではないか?
この様に考える選手が出てきたことです。
これに関してはある意味当然の考えだと思います。
当時の野茂英雄は日本の一流ピッチャーの一人であって唯一絶対のトップピッチャーではありませんでした。
もっとも野茂英雄がドジャースに移籍して成功したために日本プロ野球協約が改定されて日本のプロ野球から自由にMLBへ移籍できなくされました。

これが日本のプロ野球に与えた大きな影響のひとつですが、この後もう一つの波が日本プロ野球に影響を与えます。
それは新球場の建設ラッシュです。
現在では多くの野球場がMLBと同規格のサイズ、またはそれよりも広いサイズになっています。
この傾向は1988年に東京ドームのオープンが契機となっていると言うのが私の意見です。
東京ドームがオープンしたとき日本の野球関係者は広い野球場が出来たなと言っていました。
ところが2017年の現在、東京ドームはもっともホームランの出やすい球場のひとつになっています。


1993年に福岡ドームがオープンしましたが、この球場は東京ドームと違い右中間と左中間が広く非常にホームランの出にくい球場でした。


これがきっかけだったと思いますが野球場を広くしようという動きがおこり甲子園球場からラッキーゾーンが撤去されました。
甲子園球場は左右のフェンスまで95mしかありませんが、右中間、左中間が非常に広くホームランの出にくい球場です。
さらに1998年に大阪ドームと名古屋ドームがオープンします。
これも藤井寺、名古屋球場と違い広い球場です。
2003年にファイターズが札幌に移転しましたが札幌ドームは非常に広いことで有名な球場です。
2005年にイーグルスが本拠地にした球場はオーナーが日本で一番広い球場にするといって、ある意味異常なくらい広い球場にしました。


このサイズになるとMLBの野球場よりも広いサイズです。
この野球場に関してはそのうちラッキーゾーンが出来るだろうと考えていました案の定出来ました。
2009年に広島の野球場が新しく完成しましたが、この野球場は広くもなく狭くもないというちょうど良いくらいのサイズです。

現在の野球場で広くてピッチャーに有利なピッチャーズパークは札幌、仙台、甲子園。
逆に狭くて打者に有利なヒッターズパークは東京ドーム、ラッキーゾーンの出来た福岡ドーム、神宮球場、横浜スタジアム。
大阪と名古屋はどちらか言えばピッチャーズパークに近いのではないでしょうか?

野球場の話が長くなってしまいましたが、現在日本の野球場は全体的に広いのが特徴といえるのではないでしょうか?
これにより以前とは日本の野球は確実に変わりました。
何かというと外野手の肩と脚です。
東京ドームが出来る前の野球場は狭い敷地に無理やり作った球場が多くありました。
これはプロ野球チームのオーナー企業の土地に作ったことに関係していると考えます。
さらに何故か日本では野球場を作るときに外野席を必ず作る習慣があります。
ただでさえ狭い敷地に野球場を作るわけですから当然外野は狭くなります。
昔のプロ野球では守備の下手な選手はファーストか外野と言われていました。
肩が弱く足も遅い選手でも何とかなっていたのが現実です。
現在、日曜の朝に「喝!」と言っている方の現役時代を私は見ていますが、この方は現役時代外野手でしたが現在であれば絶対外野手としては使えません。
当然ですが名手と言われる方もいましたが野球場が狭かった関係で現在であれば外野手としては使えないレベルの選手が多くいたのも事実です。

話が長くなりましたが野茂英雄がMLBに移籍して、さらに日本の野球場が広くなった事が日本のプロ野球のレベルを高くしたことは事実だと考えます。
野球世界一を決めるワールドベースボールクラシックで今年はアメリカが優勝しましたが日本は準決勝でアメリカを相手に1点差ゲームで負けています。
おそらく10回アメリカと日本が対戦すれば5勝5敗になるのではないでしょうか?
つまり野球という競技において日本とアメリカの差は無くなっているのが現実です。
当然ですが、これはプロ野球にもおいても言えることです。
MLBとBPBのレベルは完全に肩を並べるレベルなっているといって問題ありません。

ところがビジネス面になるとMLBとNPBではとんでもない差がつきました。
NPBからMLBへ移籍をすると年俸が天文学的な差がついているのが現実です。
この問題を解決しないことにはこれからもNPBからMLBへ移籍をする選手は減らないと考えています。

この問題を解決する方法として私が考えたのが「東京ジャイアンツ復活計画」です。

東京ジャイアンツ復活計画

野球に興味のある方にはぜひ読んでいただきたいと考えています。
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